えん罪事件の真相を広め、裁判支援、在獄者の処遇改善運動をすすめています

えん罪再審事件の最近の動き(11月22日現在)

冤罪・再審事件の最近の動き

なくせ冤罪!全国いっせい行動― 市民の共感広げる

各地での取り組みを報告お願いします

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 2013年秋、「なくせ冤罪!全国いっせい宣伝行動」が各地でとりくまれ、ビラの受け取りも良く、いつもより署名も多く集まったとの報告も届いています。
 また、名張事件の最高裁の不当決定に抗議する宣伝を行うと、ビラをわざわざ受け取りに来て、「映画『約束』を見たが奥西さんの無実を確信できた。今度こそ最高裁でいい結果が出ると信じていたのにとても残念です」、またある人は「裁判所は奥西さんの獄死を待っているのですね。この国の正義はどこにいったのでしょうか。恐ろしいです」と、署名に協力してくれました。
 署名に協力してくれた高校生は、「『冤罪』については、高校の事業で習ったけれどひどいですね」と、いろいろと会話がはずんだとの報告も届いています。
 ぜひ、各地での行動について、ぜひ報告書を送ってください。あわせて写真や地元マスコミの掲載記事などもよろしくお願いします。なお、秘密保護法反対の緊急行動が各地で行われ、予定して行動が変更になったところもありますが、ぜひ12月に入っても結構ですのですべての都道府県本部で宣伝行動を行いましょう。

名張毒ぶどう酒事件

第8次再審請求 早期再審開始めざし第1回要請行動!!


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 11月20日に第8次再審請求では初めてとなる、三重・名張毒ぶどう酒事件の名古屋高裁要請行動がおこなわれました。6都県から24人が参加し、5257筆の要請署名を提出しました。裁判所からは豊島刑事次席書記官と判治刑事訟廷管理官が対応。参加者らは「奥西さんは44年以上の拘置。人権上も許されない。直ちに釈放を」、「検察はいまだに証拠を開示していない。リストすら見せない。こんなことで1人の人間を死刑にしていいのか。裁判所は直ちに検察に対し命令をおこなえ」など口々に訴えました。(愛知・名張毒ぶどう酒事件の再審開始をめざすニュースより)

【次回要請行動】
日 時 12月10日(火)13:30
集 合 名古屋高裁に13時15分集合
 *1月14日奥西勝さん87歳誕生日宣伝を全国に展開しましょう。ビラ版下は年内に各件に送るようにします。
*4月6日(日)午後から名張事件の全国集会を予定しています。翌日7日(月)全国の代表団による要請を検討中です。

袴田事件

12月16日の袴田ひで子さんと弁護団の意見陳述を 公開の法廷で行えと要請!


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 11月18日、来年春ころまでには再審についての決定がでる最終段階を迎えている袴田事件について、1月13日に行なう全国集会の実行委員会による裁判所と検察庁要請が行なわれ、国民救援会など20名が参加しました。
 静岡地裁では要請に参加しようとした報道関係者が裁判所から退席を求められ、参加者から抗議の声があがり、その根拠を示すように求めました。また、12月16日に予定されている弁護団と袴田秀子さんの最終意見陳述を公開の法廷で行なうように前回要請したことの返答を求められて「答えられない」との答弁。参加者は「裁判官に伝えたのかどうか」と追及しました。裁判所は「これまで通りの手続で対応をしている」と言いましたが、しっかり伝えるように強く要請しました。静岡県本部佐野事務局長は、県本部大会の「再審開始決定を求める決議」を読み上げ、提出しました。
 静岡地検では、袴田巌さんの健康状態について検察庁として把握しているのかと追及、秀子さんが東京拘置所で面会できるように検察庁としても協力するように要請しました。静岡県本部は大会決議「死刑執行の一時停止と釈放を求める決議」を提出しました。
この日の要請には秀子さんも参加し、「1日も早く再審開始をお願いします」と要請しました。
 参加者は昼休みには、青葉通りで宣伝活動を行ないました。来年1月13日(月、祝)に静岡県総合社会福祉会館で行なう「袴田事件の再審開始を求める全国集会」のチラシを配布しました。署名の前には次々と市民が立って、関心の高さを示していました。

 【全国へお願い】
1、年内5万名署名達成にむけてすべての都道府県本部が会員数の署名を集約しよう。
2、12月16日の袴田ひで子さんと弁護団最終意見陳述・激励行動に参加しよう。お手元の集約した署
名を12月13日までに静岡県本部に送ってください。
3、来年1月13日の全国集会に各県本部から代表を送ろう。とりわけ東海ブロックと首都圏などからは
積極的な取り組みをお願いします。別紙添付文書参照ください。

大崎事件

共犯者の「供述」は信用できないと法心理学者が証言


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 鹿児島・大崎事件の第2次再審請求の即時抗告審で、11月14日、福岡高裁宮崎支部(原田保孝裁判長)が非公開で心理学者2人の証人尋問をおこないました。証人尋問されたのは青山学院大学の髙木光太郎教授と淑徳大学の大橋靖史教授。
 弁護側が申請した高木教授は、「共犯者」とされた人たちの公判証言と自白調書を分析し、「おい」や「あー」という言葉で「殺そうということだと思った」、「いま殺してきたことだと思った」などの意思疎通が行われたことになっていることを指摘し、「実体験にもとづいていない可能性は非常に高い」として、有罪の証拠とされた「自白」の信用性を否定しました。検察は親戚だったらありうるか、あるいは知的障がいを持っている「迎合的な性質」ではありうるか、などの反対尋問を重ねましたが、高木教授は「そんなテレパシーでの殺人行為は暗殺者集団でしかありえない」と明確に否定しました。さらに、検察側がポリグラフ検査の正当性を求めるために申請した大橋教授も、誘導的な検査だとして捜査の手法に疑問を呈しました。
 証人尋問に先立っておこなわれた裁判所前アピール行動には81人の支援者が集まり、風船やギター、歌声で原口アヤ子さんと弁護団を激励しました。その後、市内の百貨店前で宣伝行動をおこない、22人が参加しました。
 次回の三者協議は12月25日に行われます。

福井女子中学生殺人事件

第208次最高裁統一要請行動を行う!

前川さん名張事件を自らの無実を力強く訴える

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 11月21日、第208次最高裁統一要請行動を6事件30名の参加で行いました。
 早朝8時15分から出勤してくる最高裁の職員へ各事件のビラ約400枚を配布し、事件当事者が交互に自らの事件をマイクで訴えました。
 この日の要請行動には福井女子中学生殺人事件の再審請求人の前川彰司さんも参加して「自分はこの事件には全く関与していません。被害者の中学生とは面識もありません。中学校の先輩であった当時覚せい剤で逮捕されていたY男が、自分の罪を軽くするために始まった嘘の供述で逮捕されました。私と犯行を結び付ける証拠はY男らの嘘の教授だけで物的証拠は何一つありません。」「私は間違った判決で刑務所に約7年も収監されました。でもやっていないことで罪を認めるわけにはいかないので再審をたたかっています。そして、一旦は再審が認められましたが、それが名張事件と同じように名古屋高裁で取り消され、現在最高裁でたたかっています。最高裁の裁判官は名張事件と同じような過ちを2度としないでください」と、力強く自らの無実と公正な裁判を訴えました。
 次回の最高裁要請行動は、来年1月中旬に予定しています。最高裁との日程調整ができ次第に関係者に案内します。

今後の主な事件の日程

11月26日(火)     えん罪原因調査委員会の設置を求める院内集会
参議院議員会館 地下1階 B104会議室 12時~13時
 11月26日(火)     東京・埼京線痴漢冤罪事件  東京地裁午後3時~
12月 8日(日)     無実の死刑囚 奥西勝さん・袴田巌さんを救え!12・8支援のつどい 
東京・日比谷コンベンションホール 13時開場
 12月25日(水)  布川国賠第4回口頭弁論 東京地裁

2014年
1月13日(月・祝)   袴田事件支援全国集会
               静岡県総合社会福祉会館(スズウエル)7階 13時開場
1月14日(火)      名張事件・奥西勝さん満88歳誕生日全国宣伝行動

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