えん罪事件の真相を広め、裁判支援、在獄者の処遇改善運動をすすめています

中央事件対策ニュース No.24

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自衛隊の国民監視差止訴訟・控訴審第2回口頭弁論

国が「内部文書」の作成を事実上認める!

 12月10日、仙台高裁(佐藤陽一裁判長)で第2回口頭弁論が開かれました。被告・国は、原告が求めていた自衛隊の内部文書について「積極的に認めることはない」との陳述書を提出し、事実上、自衛隊が作成した事実を認めました。
 被告、原告ともに証人申請している当時の情報保全隊長に対して、原告・弁護側は主尋問を強く要求していますが、次回口頭弁論で裁判所が決定する予定です。
 次回以降の口頭弁論期日は、第3回口頭弁論が2月22日(金)15時からと第4回口頭弁論が5月13日(月)13時半から開かれる予定です。

名張事件・最高裁へ独自要請 署名が2万9千名を突破!

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 12月11日、名張事件全国ネットの呼びかけで、最高裁への独自要請が行われました。この日の行動には、三重、愛知、兵庫、東京の各守る会と中央本部から12名が参加しました。
 要請では、名古屋高裁の差戻し審の決定は、「科学的知見に基づく」ものとはいえず、最高裁が差し戻した要件を満たさず、裁判官の勝手な推論で人の命を奪うことは許されない。また、証拠を隠したまま死刑判決を維持することは絶対にあってはならないと、各々から最高裁自らが一日も早く名張事件の再審開始決定と奥西勝さんを釈放することが訴えられました。
  この日提出した署名で、累計2万9千名を越えることができました。引き続き、年内5万名署名達成にむけて、すべての会員・団体に呼びかけて署名を急ぎ集中しましょう。
*両事件の署名用紙は中央本部のホームページからもとることができます。


袴田事件

12月26日弁護側鑑定人に対する検察の反対尋問

 この間、袴田事件の再審事実調べは「5点の衣類」に関する弁護側、検察側推薦の鑑定人への双方の主尋問が行われました。26日には、事実調べの最大の山場である弁護側鑑定人に対する検察の反対尋問が行なわれます。
弁護側鑑定人は、「5点の衣類」の血液由来のDNA型鑑定で、袴田さんはもちろんこと被害者の血液に由来するものは検出されなかったとの意見書を裁判所に提出しています。この鑑定によって袴田さんの無実は明らかにされ再審開始に大きく前進します。
 検察は、マスコミなどでこの弁護側鑑定人の鑑定意見書に対して、「鑑定方法が鑑定人の独自の方法であり、確立されたものでない」と、反論しています。
 26日の検察の反対尋問に弁護側鑑定人がどのように答えるか。事実調べの最大の山場を迎えます。ぜひ、26日の事実調べの激励行動にご参加お願いします。
 【12月26日の行動日程】
 10時20分  静岡地裁前集合
 10時30分  静岡地裁要請
 11時00分  静岡地検要請
 13時15分  弁護団激励行動(静岡地裁前集合)
 14時~15時  静岡市内 宣伝行動予定(時間帯変更もあり)
 17時~    弁護団報告・記者会見予定(尋問時間により変動する)



大崎事件

弁護団が緊急事態を打開しようと東京で学習会

 12月9日、大崎事件の事実調べが年内にも打ち切られるとの重大事態を受けて、大崎事件首都圏守る会や冤罪事件関係者などが参加して、東京都内で鴨志田・弁護団事務局長を囲んで緊急に学習会を開きました。
鴨志田弁護士は、鹿児島地裁の中牟田裁判長が、10月の3者協議の場で「検察に証拠開示を命令するつもりはない。鑑定人の証拠調べをする必要もない」と述べたことを紹介し、大崎事件が重大な局面に直面しており、全国らから「証拠開示と徹底した事実調べを行え」と声を集中してくださいと訴えました。
中牟田裁判長は、富山地裁時代に氷見事件で有罪判決を書いた裁判官です。大崎事件で再び同じ誤りを繰り返させてはなりません。
再審の逆流を許さないためにも、全国から「証拠開示と徹底した事実調べを求める緊急要請ハガキ」と署名を鹿児島県本部に集中してください。
12月17日には、鹿児島地裁への要請行動が行われます。


福井女子中学生殺人事件

弁護団が検察への全面的な反論意見書を提出

12月10日、弁護団はこれまで検察が提出した異議申立、その後の補充書に対する全面的な反論意見書を名古屋高裁に提出しました。
弁護団が提出した意見書(4)の主な論点は以下の内容です。
1、原審の開始決定が認めた、①第三の刃物の可能性、②ルミノール反応が出ないことの問題性、③犯行態様が異なること、の3点に加えて、④関係者の供述に「変遷の一致性」が認められることは目撃供述のでっち上げを示すことを加えた4点の疑問はいずれも確定判決に合理的疑いを生じさせること。
2、検察官の異議申立が認められるためには、この4つの疑問を全て解消しなければならないにもかかわらず、すべての点で異議理由には根拠がないこと。
3、これまでの書面のやり取りで議論は出尽くしているので、早期に審理を閉じ、異議申立てを棄却すべきであること。
4、検察官請求の証人は①に関する一般的見解を述べるだけの証人に過ぎず、その帰趨は異議申立の可否に影響を与えるものではないし、これ以上の引き延ばしは許されないので、絶対に採用すべきでないこと。
弁護団は、この意見書で「異議審の議論は出尽くしており、名古屋高裁が早急に審理の終結を求める」とのコメントを表明しています。いよいよ福井女子中学生殺人事件の異議審も重要な局面を迎えています。来年1月18日(金)13時30分から 福井女子中学生殺人事件名古屋高裁第4回要請行動を行います。これまでに署名などは福井県本部に送付お願いします。


西武池袋線痴漢冤罪小林事件

東京地裁で12月26日事実調べ決定!

2011年2月に東京地裁に再審申立てを行った西武池袋線痴漢冤罪小林事件について、東京地裁刑事第6部(細田啓介裁判長)は、12月28日(金)午前10時から専門医の尋問を行うことを関係者に通知してきました。弁護団は、小林さんが難病の全身性強皮症でその病状では痴漢行為などできないと、弁護団は再審を申立いました。28日の証人尋問では、提出した新証拠である鑑定意見書を出した専門医の尋問が行われます。
痴漢冤罪事件の再審請求は、本件が初めてといわれており、今回の事実調べは大きな意味を持っています。


今後の主な事件の日程

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