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再審請求を棄却 東京・痴漢えん罪西武池袋線小林事件

東京・痴漢えん罪西武池袋線小林事件

再審請求を棄却    東京地裁

新規性ないと形式的判断

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 05年に、電車内でやってもいない痴漢の犯人として男性に私人逮捕され、裁判で懲役1年10月の実刑判決が確定した小林卓之さん(71)の再審請求審で、東京地裁(細田啓介裁判長)は8月28日、小林さんの請求を棄却する不当決定。 弁護団は即時抗告しました(救援新聞9月15日号より)。

 再審請求審で、事件当時の小林さんは手指が硬化し、動かすと激しい痛みを伴う難病の膠原病全身性強皮症に罹患しており、痴漢行為をするのは困難だとする医師の鑑定書などを新証拠として提出。医師の証人尋問もおこなわれました。また、満員電車で小林さんを逮捕した男性が、「2メートル先の犯人を目で追い続けた」とする行為が不可能であることを証明する車内の混雑状況の再現DVDも新証拠として出しました。
 しかし、決定で細田裁判長は、ほとんどの新証拠に新規性は認められないなどとして再審申し立ての内容に触れず棄却しました。

 記者会見で弁護団は、「裁判所は専門医の証言をひとつも採用しなかった。強皮症を患っていたかどうかも判断を避けた。ここに踏み込めば、再審決定せざるを得ないため、『新規性を認めるのが困難』などと形式的に逃げた」と批判。小林さんの長男は、「父は強皮症でチョークを持てなくなり教師を辞めた。指が動かないと医師も証明したのに、なぜ裁判所は再審を認めないのか。いくら証明しても却下される魔女裁判のようだ」と訴えました。

抗議先

 〒100-0013 千代田区霞が関1-1-4   東京地裁・細田啓介裁判長

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