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名張事件の一日も早い再審開始を求める集会アピール

名張事件の一日も早い再審開始を求める集会アピール

本日、名張毒ぶどう酒事件の一日も早い再審開始決定を求め、東京・文京区の平和と労働センターで学習集会を開催し、名張毒ぶどう酒事件が冤罪であることをあらためて確信しました。私たちは、最高裁が一日も早く同事件の再審開始を決定するよう強く求めるものです。

名張毒ぶどう酒事件は、特別抗告の申立から3年1カ月余が経とうとしています。事件発生からおよそ半世紀が経過し、一刻も早く無実の奥西勝さんを救済することが求められています。

名古屋高裁刑事第1部は、凶器である毒物は、「自白」とこれに基づいた有罪確定判決(原審二審判決)の認定とは異なるとする科学的新証拠を正当に評価し、再審開始を決定しました。
ところが、異議審の名古屋高裁刑事第2部は、虚偽の「自白」にしがみついて、科学的鑑定を根拠のない空想で退けて、再審開始決定を取り消しました。異議審での取消決定は、殺人など極刑が予想される重大事件で簡単に虚偽の自白などするはずがないというのです。
しかし、殺人など重大事件でも虚偽の「自白」をすることは、足利事件の菅家利和さんの場合をはじめ、これまでの数々の冤罪・誤判事件を見ても明らかです。「自白」を過信し再審開始決定を取り消した異議審決定を維持することは許されません。

1月29日に弁護団が提出した申立補充書(10)の内容は、昨年10月23日に提出された検察の答弁書がいかにいいかげんなものかを十二分に説き明かしています。科学に基づかず、虚偽の「自白」に寄りかかった異議審決定を取り消し、再審開始の決定を出すよう、切に要請します。

奥西さんは今年1月に84歳になりました。一刻の猶予もできません。最高裁がただちに再審開始決定をおこない、奥西さんを救済することを強く求めます。

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以上、決議します。

2010年2月14日

最高裁判所第3小法廷 裁判長 堀籠幸男 殿 

「名張毒ぶどう酒事件の再審開始めざす学習集会」参加者一同

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