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名張事件・布川事件の一日も早い再審開始決定を求める集会アピール

名張事件・布川事件の一日も早い再審開始決定を求める集会アピール

 本日、名張事件、布川事件の一日も早い再審開始決定を求め、東京・千代田区のエデュカス東京で支援集会を開催し、両事件が冤罪であることがあらためて明らかになりました。私たちは、最高裁が一日も早く両事件の再審開始を決定するよう強く求めるものです。

 名張毒ぶどう酒事件は、特別広告の申し立てから3年が経とうとしています。事件発生からおよそ半世紀が経過し、一刻も早く無実の奥西さんを救済することが求められています。
 名古屋高裁刑事第1部は、凶器である毒物は「自白」と異なるとする科学的新証拠を正当に評価し、再審開始を決定しました。ところが、異議審の名古屋高裁刑事第2部は、科学的鑑定よりも虚偽「自白」を信用し、再審開始決定を取消しました。
 殺人など重大事件でも虚偽の「自白」をすることは、足利事件の菅家利和さんの場合を見ても明らかです。「自白」を過信し再審開始決定を取り消した異議審決定を維持することは許されません。
 奥西さんは来年1月には84歳になります。一刻の猶予もありません。最高裁がただちに再審開始決定をおこない、奥西さんを救済することを強く求めます。

 布川事件は、昨年7月、東京高裁が、水戸地裁土浦支部に続き、2度目の再審開始決定を出しました。この決定は、「自白」は、多くの点で客観的事実に反しており信用できないとしました。また、「自白」後に否認すると留置場に逆送するなど「自白を誘発しやすい状況においた」ことを明確に指摘しました。
 この決定に対し、東京高検は、不当にも最高裁に特別抗告しました。高裁の審理の中で、新しい主張をなにも出来なかった検察が、多くの無実の証拠を隠したまま特別抗告をおこなったことは、審理を引きのばすだけの暴挙であり、決して許されることではありません。
 最高裁での審理は既に1年4ヶ月が経過しています。一日も早く再審開始・無罪確定の道を開くことを強く要請します。

 以上、決議する。
 
 2009年11月20日

 最高裁判所第2小法廷 竹内行夫裁判長 殿
 最高裁判所第3小法廷 堀籠幸男裁判長 殿

      「再審の扉を開けよう! 11.20名張・布川事件支援集会」参加者一同 

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