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名張毒ぶどう酒事件 450人で名古屋高裁を包囲

名張毒ぶどう酒事件 名古屋高裁で「人間の鎖」

救援新聞2010年9月25日号より


画像の説明


 名古屋高裁でたたかう三重・名張毒ぶどう酒事件で、一審無罪の奥西勝さんに逆転死刑判決が出されてちょうど41年目にあたる9月10日、名古屋高裁を「人間の鎖」で取り囲む集中行動が国民救援会愛知県本部、名張事件愛知守る会を中心にとりくまれ、16都道府県から450人が参加しました。参加者は「名古屋高裁はただちに再審を開始せよ」と裁判所に市民の声を力強く届けました。

再審開始と釈放求める

支援の声を市民・裁判所に

 9月10日正午、名古屋高裁前。愛知県内外の救援会各支部の横断幕、地元の労働組合や市民団体ののぼり旗、そして全国の守る会の看板などがひしめき合い、歩道からあふれんばかりの支援者が集まりました。名古屋高裁の周囲をかこんで参加者が手をつなぎ、12時30分、裁判所をぐるりと1周する400メートルの大きな人間の鎖が作り上げられました。

「奥西さんを釈放せよ」
「名古屋高裁はただちに再審開始を」

 大きな歓声が沸くなか、力強くシュプレヒコールをあげ、名古屋高裁、市民らに支援の声を届けました。
 その後要請行動がとりくまれ、高裁に36人、高検には21人が参加しました。
 高裁では「84歳になった奥西さんの一日も早い釈放を」、「41年前の死刑判決と同じ過ちを繰り返さぬよう一刻も早い再審を」と訴え、高検では、「審理引き伸ばしを目的とした毒物などの再製造、再実験をやめろ」「異議申し立てを取り下げ、奥西さんを釈放しろ」と迫りました。

 高裁の要請行動中に栄三越前など、市内各地で宣伝行動をおこない、100人を超える支援者が参加しました。「奥西さんを救うためには、交際がある名古屋市内の人たち一人ひとりの署名が必要です」という訴えにじっと聞き入り、自ら署名用紙を求める人や、「いつもご苦労様」と声をかけて署名する人など、支援の広がりを実感する行動となりました。

 名張事件では審理の進め方を話し合う3者協議(裁判所・弁護団・検察)が続けられており、検察が毒物の再鑑定を求めて9月13日に意見書を高裁に提出しました。今後弁護団が反論する予定です。


長い苦しみの41年

獄中の奥西さんからの手紙

 今日9月10日、41年前、一審無罪の私を死刑判決にした日です。以来、冤罪に苦しみ、84歳となりました。長い長い苦しみと悔しさの年月でした。一日も早い再審の確定のため、全国から多くの方が冤罪を晴らすための行動をしてくださって、本当にありがとうございます。みなさんの支援の声に励まされ、私も命の限りがんばります。冤罪をこの世から無くしてください。功なるまでご支援を心よりお願いいたします。

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