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大阪高裁国賠請求裁判の勝利が確定!

大阪地裁オヤジ狩り事件

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11/11 大阪高裁国賠請求裁判の勝利が確定

大阪地裁所長オヤジ狩り事件の国賠請求を支援する会
国民救援会大阪府本部
やった! 原告5人のみなさん おめでとう!
報告集会.gif

全国のみなさん、支援する会、団体のみなさん、長い間のご支援ありがとうございました

 10月28日、大阪高裁別館81号法廷において午後1時10分、坂本裁判長の判決の言い渡しは3分ぐらいで終わりました。傍聴席には入れない人であふれ法廷の外で待機し、判決はどうなったのかと心配しながら待っていました。法廷の小さな窓から中を見ると傍聴者の方が喜んでいる方がいなかったので心配していました。判決が終わって傍聴者の人に聴いても「なんだかわからない判決だった」という人もおり、戸谷弁護士に聞くと「勝利の判決と評価していい」と言われて待っていた支援者の方から「やった!」「良かった」と歓声が沸き起こり、皆ほっとしていました。

大阪高裁前にて勝利の一報に喜ぶ支援者

 高裁前の玄関で国民救援会府本部の河角事務局次長が「控訴審勝訴」の垂れ幕を持って、支援者全員で記念写真を国民救援会中央本部の田島記者と大阪民主新報の長田記者が撮影をしてくれました。報告集会のある大阪グリーン会館まで徒歩で移動しました。
 大阪地裁所長オヤジ狩り事件国賠判決報告集会・控訴審勝訴が開催され、国民救援会府本部の伊賀副会長の司会で進められ、弁護士、原告、家族、支援者から次々と発言がありました。

 戸谷弁護士「捜査が違法だと認定している。今日の判決は一審以上の価値がある判決です。府警の調べで捜査官が大声で怒鳴る、机を叩きつけることが人権侵害で違法と断罪した。上告は許されない」
 山口弁護士なんといっても、大阪府の責任を認めたことを高裁のレベルで出たのが大きい。泉南アスベスト国賠が同じ高裁で逆転敗訴になったので、4日前から気になって眠れなかった。毎回傍聴席をいっぱいにして頂いたことが、裁判官に通じているのです。ご支援ありがとうございます」
 小林弁護士「ご支援ありがとう、勝訴判決です。捜査が違法だったことが認定され賠償が認められて良かった。大きく胸を張っていい判決です」

支援の御礼

 原告・藤本敦史さん「本当にみなさんにお礼を言いたい。ありがとうございました。刑事裁判、国賠裁判と勝ち続けて来られたのも弁護士さん、支援者のみなさんのおかげです。任意同行に行ってから7年裁判でたたかってきました。本物の勝ちです。警察、検察に謝ってもらいたい。これからも僕自身のたたかいが続く。親父にもいい報告が出来ます。ありがとうございます。ほんまに救援会は素晴らしい、日本を変えていく一番のグループで大切な会です」
 原告・元少年K君(当時13歳)「今日はありがとうございます。今は早く謝って欲しいです。支援してくれて感謝の気持ちでいっぱいです」
 原告・元少年M君(当時14歳)「結果良かった。(賠償金)兄が増えて僕は減って残念や。いまだに犯人と思っている。謝りにちゃんと来て欲しい。みなさんがおらんかったらここまで来れなかった。以前だったらしゃべれなかったのがしゃべれるようになった」
 原告・元少年(当時16歳)「勝ちは良かった。8ねんになるんですがお母さんに一番謝って欲しい。線香1本もあげてほしい。8年間みなさんお忙しいのに顔も知らない人が支援してくれ、人間の団結力ってすごい。自分も裁判の応援で救援会みたいになれるかなぁ」
 浜谷さん(藤本敦史さんの姉)「勝訴と聞いてほっとしています。犯人でないと警察から言ってくれないのが腹立たしいです。心の中で曇っているのが正直の気持ちです。他の冤罪事件で弟と一緒に希望と力になれることで頑張っていきます」
 京都の橋本さん「法廷の小さな窓から裁判長を見ていた。勝利として評価していいと言われてほっとした。たんぽぽの会(関西えん罪連絡会)でも支援していこうと決めた。警察の違法を他の冤罪事件でも作り出せるように頑張っていきたい。判決を確定させるように頑張っていきましょう」
 兵庫の大藤さん「三ノ宮で勝利した宣伝を夕方します。違法な取調べがあったとされたのは意義があった。27席の傍聴席に入れさせて頂きありがとうございました」

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 淀川支部の新舛さん「7年経って支援する会の世話役になって勝利は嬉しいです。学習会もしてもっと救援会を大きくしていきたい」
 住吉支部の岸さん「オヤジ狩り事件の学習会でお父さんが署名を集めているのに感動した。一審で勝訴二審でも勝訴で良かった。4年前に地元の帝塚山周辺に1000枚のビラをまいた。1通の手紙が来て『少年、青年は犯人でないと信じている。私も応援します』と、綺麗な字でした。帝塚山は金持ちが住んでいる地域です。みんなはいいものはいい、悪いものは悪いとはっきり言ってくれます。橋下知事にあきらめろ、断念せよと勝ちとっていきたい。」
 東住吉冤罪事件・朴さんのお母さん「オヤジ狩り裁判で何回も傍聴に行きました。違法を認めたのが良かった。」
 旭支部の太田さん「謝っていないことに腹が立ってしょうがない。下っ端の警察官は上からうそ八百教えられている。」
 住吉支部の浦山さん「地裁所長の家も知っている。何回も傍聴に行った。先日、地元でビラ(10月15日号の救援新聞)をまいていて警察の横暴、可視化について考えるようになった。真犯人は誰か?傍聴席に入れなくて残念でした。」
 国民救援会府本部事務局長の姫野さん「取調べは違法だ!勝利です。1月20日の一審の勝利の時も大阪府庁への要請行動に何度も行った。府庁の近くの谷町交差点で吹雪の中でびらまきしてハンドマイクで宣伝した。平気でうそつく警察は何でもやると批判してきた。10月31日まで橋下知事の任期です。本人たちがくじけず頑張りぬいたので支援できた。上告を断念させるまでみなさん頑張りましょう。」
 支援する会事務局次長の川村さん「2007年1000世帯にビラまきをして激励の手紙が来た。救援新聞を持って勝利を勝ちとったと報告に行きました。可視化の問題で取り組んでいきたい。チラシをまいてハンドマイクでも宣伝しながらやっていきたい。警察、検察は徹底的に謝れとやっていきたい。」

ガンバロー.gif

 支援する会事務局長の中川さん「緊急のお願い!救援会の各支部で橋下知事にファックス、電報を届けて下さい。高裁に提出した署名は6382筆(個人)、310筆(団体)でした。特に今回は,大阪の全支部(31支部)から署名の成果がありました。さすが大阪の救援会です。底力を発揮したのが良かった。みなさんの努力で集めた一筆、一筆の署名が、裁判長の心を動かし勝利に結びついたのです。本当にありがとうございます。勝利を確定させるために上告するな!を大阪府庁に10月31日午前10時に府庁前に集合して橋下知事に要請に行きます。大阪府警にも抗議に行きます。11月4日にも行きます。上告期限が11月11日までです。最後の踏ん張り時です。みなさんよろしくお願いします。」
 最後に、国民救援会府本部伊東副会長の音頭で、勝利を確定させるまで団結ガンバローを元気よく三唱し,原告団と家族、弁護士を囲んで記念写真を撮りました。
 国民救援会中央本部田島記者が昼の宣伝から傍聴席、報告集会まで取材にカメラマンに大奮闘されました。
 今度はこの勝利を府民のみなさんに『救援会はオヤジ狩り事件の国賠に勝利した素晴らしい会です』と大いに宣伝をして会員を増やしていきましょう。来年は、お隣、兵庫県の神戸で全国大会が7月に開催されます。「オヤジ狩り事件の国賠で勝利した大阪です」「会員拡大でも全国トップで頑張りました」と全国のみなさんに胸張って報告できるよう、勝利を1日も早く確定させましょう。また、大阪民主新報の長田記者も取材、カメラマンで頑張ってくれました。
 大阪高裁で宣伝する時、いつも晴れて天気も味方しているのか今回も秋晴れでした。最後に宣伝に17人の参加者で200枚のビラを20分であっという間に配布できました。参加されたみなさんありがとうございました。国民救援会府本部の伊東副会長、姫野事務局長、支援する会の中川事務局長から大阪高裁の坂本裁判長に最後のお願いをしました。「暴力を取り締まる大阪府警の警察官が、密室の取調べで原告の元少年、青年に髪の毛をつかんで引きずり回したり、殴る、蹴る、首を絞めるの暴行に厳しい判決を出して下さい」「暴行、脅迫をした警察官を法に照らして処罰する判決を出して下さい」など力を込めて訴えました。

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大阪弁護士会も取調べでの暴言、暴言は止めるべきだと声明

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 10月31日、午前10時大阪府庁前に集合して要請行動を行いました。橋下知事の代理人に「上告するな!」と強く申し入れ、大阪府警には、取調べの全面可視化と冤罪の再発防止を申し入れ、府警の刑事一課の担当者3人が対応し「地裁判決と高検判決でも警察の暴行があったと認定している。謝ってほしいと言っている」「元少年、青年に謝るべきだ」「オヤジ狩り事件で冤罪に巻き込まれた元少年と青年のお母さんとお父さんが悩んで癌になり亡くなった。冤罪に巻き込まれていなかったら死んでいなかった。家族まで犠牲になった。
 昨年10月の東警察署の取調べでの録音テープの暴言をテレビのニュースで聞いてびっくりした。市民から警察は怖いところや批判の声が出た。今年5月にも関西空港警察署の取調中、外国人に机を蹴って、殴る、蹴るの暴行をしたのが新聞で大きく報道され、オヤジ狩り事件から7年半も経っているのに、今も暴行するなど大阪府警は何も変わっていない。大阪弁護士会も取調べでの暴言、暴行はやめるべきだと声明を出した。いま、日本中から大阪府警の警察官は暴言、暴行を繰り返して、いったい何してるんやと批判の声が上がっている。府警の信頼を取り戻すため府民に暴言、暴行をしないと言うべきだ。取調べを全面可視化して暴言、暴行をなくすべきだ。」の要請に対し、大阪府警から「みなさんの要請は真摯に受け止めます」との回答がありました。この要請行動には国民救援会府本部姫野事務局長、河角事務局次長、支援する会から佃副会長、中川事務局長ら9名が参加しました。

判決翌日に各社の新聞社が一斉に報道

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「二審も捜査に違法性」(毎日)「自白強要・二審も認定」(朝日)
「二審も大阪府に賠償命令、取調べ・逮捕は違法」(産経)「取調べ不当に威圧的」(読売)「違法な捜査・高裁も認定」(大阪日日)「二審も違法捜査認定」(神戸)

「上告するな!」と大阪府知事へ要請

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 上告するな!の大阪府知事への要請には、団体・個人併せて312通を提出。取調の可視化など再発防止の具体策を求める大阪府警本部への要請には、団体441通を提出しました。

勝利判決確定を受けて原告5人がコメント

 11月11日、 大阪府が上告を断念したことを受け、午後4時に司法記者クラブで弁護団の記者会見が行われました。
 ●元少年K君「大阪府が上告しないのが良かった。これから仕事で頑張っていく。
 ●元少年S君「府が上告しないのは自ら悪いと認めたことだ。長いたたかいが終わりホッとしている」
 ●岡本大志さん「上告するだろうと思ったが終わってホッとしている」
 ●藤本敦史さん「勝てて本当に良かった」
 ●元少年M君「終わってホッとしています」

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長い間のご支援ありがとうございました。

大阪地裁所長オヤジ狩り事件の国賠請求を支援する会
日本国民救援会大阪府本部

 

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