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布川事件国賠・冤罪生む実態解明を!

 布川事件国賠      冤罪根絶へ新たな闘い

冤罪生む実態解明を          

第1回口頭弁論  桜井さん意見陳述           

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 1967年に茨城県で起きた強盗殺人事件で、違法な捜査や起訴によって、桜井昌司さんと杉山卓男さんが犯人とされ、獄中で29年間を過ごしたのち、2011年に再審無罪が確定した布川事件。
 元被告の桜井さんが原告となり、国(検察庁)と茨城県(警察)の責任を追求する国賠訴訟の第1回口頭弁論が3月21日、東京地裁(石栗正子裁判長)で行われました。
 (救援新聞4月15日号より)


 「私は『布川事件』で無罪になったが、あまりにも異常な警察と検察の実態を知り、このまま何も変わらないでいいのかという疑念の思いで一杯だ」
 約100人の傍聴者で満席となった東京地裁の大法廷。意見陳述に立った桜井さんは、国賠訴訟に踏み切った思いを語りました。

捏造と隠ぺい

 桜井さんは検察が新聞記者に「桜井と杉山は、たまたま有罪が立証できなかっただけで犯人だ」と語っていることや、取調べの可視化を議論している法務省幹部さえも、「2人は有罪、何も議論することはない」と公言している事実を紹介し、「再審裁判で無罪になった者に、なぜ『犯人だ』と主張できるのか。布川事件は、警察による証拠捏造と偽証、検察による証拠隠しによって作られた」と主張しました。さらに、「検察は、『証拠を開示せよという法律はない』と言うが、開示しないでよいという法律はあるのか」と指摘。裁判官に向き直ると、「検察の独善を許してきた裁判所にも責任がある。十分な証拠開示をおこなわせ、実態解明を」と訴えました。

なお証拠隠し

 桜井さんに続いて意見陳述した谷萩陽一弁護団長は、「警察と検察は、無実を示す証拠を隠蔽し、有罪を推し進める行動をとった。公益性の面から見ても非があることは明らか」と陳述しました。
 原告側が再審公判にいたるまでのすべての証拠の開示を求めたのに対し、国側は「マスキング(墨塗り)に時間がかかる」と回答。なお証拠を隠蔽しようとする態度に、傍聴席からどよめく声がおこりました。
 裁判所前でおこなった宣伝行動には、足利事件で再審無罪となった菅家利和さんや、選挙違反をでっち上げた志布志事件で「踏み絵」をさせられ、国賠をたたかっている川畑幸夫さんも駆けつけました。

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