えん罪事件の真相を広め、裁判支援、在獄者の処遇改善運動をすすめています

希望持ちつづけた(菅家利和さん)

栃木・足利事件

希望持ちつづけた(菅家利和さん)

救援新聞6月25日号より
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 刑務所からの突然の釈放から1年が経って、今年の春に再審で完全無罪の判決が出ました。いまは生まれ故郷の足利市に戻り、ふつうの人と同じような暮らしを始めています。段々とふつうの暮らしに戻っていくようにしたいと思っています。
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 いまはあちこちの集会で冤罪犠牲者を救おうと話して回ってます。その活動はこれからも続けていこうと思っているんです。自分が無罪になってそれで終わりではなくて、自分と同じように苦しんでいる人のために私も何かできることがあれば、足を運んで訴えようと思っています。

 各地の集会に行ったときはみんなでカラオケに行ったり、温泉でのんびりしたりと、1年前刑務所にいたころには考えられない自由な暮らしになりました。刑務所にいたころは毎日が規則に縛られて大変でした。本当に自由ということの喜びを、いま味わっています。

 無実の人間が犯人にされることがどんなに辛いことか。それでも、支援の方や弁護団に支えられていたから、苦しいなかでも希望を失わずにいられました。支援してくれる人がいなかったら絶望していました。あのまま無期懲役でずっと刑務所でした。

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 一番はじめに私の無実を信じてくれたのは、会ったこともない一人の主婦の方でした。その方があちこちに声をかけてくれたことがきっかけで、支援が広がりました。
 たったひとりであっても、信じて支えてくれる人がいることで、人を救う力になるんです。こういう人が全国各地にいるということが、無実の人を励ます力になり、冤罪で泣く人がいない社会をつくる力になるんじゃないかと思います。

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