えん罪事件の真相を広め、裁判支援、在獄者の処遇改善運動をすすめています

救援新聞 2010年11月15日号より

救援新聞2010年11月15日号に掲載された主な記事

三重・名張毒ぶどう酒事件

「名張でも改ざんが」

名古屋高裁・高検に要請

名張署名.gif

 ぶどう酒に農薬を入れて5人を殺害したとして死刑判決を受けた奥西勝さんが再審を求めている名張事件で、10月22日、国民救援会首都圏・関東ブロックによる名古屋高裁と高検への要請行動がおこなわれ、9都府県23人が参加しました。事件は05年に出た再審決定の確定をめぐり、最高裁が審理を高裁へ差し戻している状況です。

 はじめに訪れた高裁では、「検察官の不当な主張に惑わされる事なく、ただちに再審開始を」などと訴えました。
 次に訪れた高検では、「検察は名張事件でも証拠の改ざんをおこなっている」「まだ隠している証拠をすべて開示せよ」などと要請しました。
 この日、高裁に提出した署名は7059人分。累計で3万3022人となっています。


福井女子中学生殺人事件

「車貸した記憶ない」

検察が証拠開示.....供述の変遷明らかに
 86年に福井市で起きた殺人事件の犯人とされた前川彰司さんの再審請求をめぐる審理がおこなわれている名古屋高裁金沢支部(伊藤新一郎裁判長)で、10月22日に裁判所、弁護団、検察による3者協議がおこなわれ、弁護団が求めていた関係者の供述調書などの証拠が検察から弁護団に開示されました。これにより、供述を誘導する違法な捜査がおこなわれていた疑いや、検察が自分に不利な証拠を隠していた事実が明らかになりました。

 開示された証拠は、犯行当時、前川さんが乗っていたとされる車を所有する男性の供述調書など22点と、車内を撮影した写真29枚です。
 前川さんの有罪が確定した判決では、犯行前に前川さんに車を貸したと認定されていますが、開示した供述調書によって、男性は当初、「車を貸した記憶はない」と話していたことが明らかになりました。
 弁護団は記者会見で、男性の供述の変遷していることから、捜査官の誘導やすり替えがあったことを裏付けるものと指摘。不利な証拠を隠し続けていた検察の姿勢をあわせて批判しました。

<再審開始要請先>〒920-8655 金沢市丸の内7-2 
         名古屋高裁金沢支部 伊藤新一郎裁判長


東京・東電OL殺人事件

「励まされ耐えた」

ゴビンタさんからお礼状

礼状.gif

「再審無罪をもらって国に帰りたい」___強盗殺人の罪で無期懲役刑が確定し、横浜裁判所で裁判のやりなおしを求めてたたかっているゴビンタ・プラサド・マイナリさんから、昨年の年末募金に対するお礼が届きました。

 逮捕から13年たち、今年43歳になるゴビンタさん。「人生で最も良い時期は、拘置所と刑務所の中で終わった」と書く一方、「支援者の励ましがなければ、私もネパールの家族たちも、とうてい耐えることはできなかった」と明かしました。
 手紙はていねいな字でしたためてあり、「たくさんの署名を集めて、家族のところに帰れるようこれからも助けてください」と結ばれていました。

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