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被拘禁者の処遇改善等に関する改善について緊急の要請

被拘禁者の処遇改善等に関する改善について緊急の要請

法務大臣  森山 眞弓 殿
日本国民救援中央本部
再審・えん罪事件全国連絡会
  1. 奥西勝氏を外部の病院に移して適切な医療処置を求める。
     名張毒ぶどう酒事件の奥西勝氏の処遇改善については、再三にわたって要請を行なってきましたが何ら具体的な改善がなされていません。早急に死刑囚の処遇について抜本的な改善を改めて強く要請します。
     奥西氏は、今年1月28日に大阪医療刑務所において胃がんの手術を受けました。刑務所当局は、術後の経過は良好ということで、近く名古屋刑務所に移管を予定しています。
     私どもは、奥西氏が高齢でもあり、術後の経過も含めてこの際に外部の医療機関に移して、精密な検査と医療処置を行なうことを強く要請します。
     いま、名古屋刑務所での暴行、死亡事件で刑務所当局が事件の隠蔽行為が問題にされているときに、その再発防止策がなされない状況のなかで名古屋拘置所への移管については反対です。
  2. 前川彰司氏の出獄に際しての適切な対応を求める。
     3月6日、現在岡崎刑務所に収監中の前川彰司氏が満期で出獄します。前川氏は、金沢刑務所に収監中、病気が悪化して岡崎刑務所に移管された経緯がありました。出獄にあたって、処置入院の可能性について刑務所側から家族に対して説示がありました。しかし、その際に出所の時間など具体的な説明がなく、家族はその対応に苦慮しています。
     出獄に際して、本人はもとより家族の意見もよく聞いて、1日も早く社会復帰ができるよう適切な対応を求めます。
  3. 外国人に対する面会などに対する不必要な制限の撤廃を求める。
     現在、東京拘置所に収監されているゴビンダ・プラサド・マイナリ氏について、下記の点について改善を求めます。今月、ネパールからゴビンダさんの兄インドラ・プラサド・マイナリ氏が来日した際、面会に際してネパール語での会話が制限されました。ご存知のとおりゴビンダ氏は、1審は無罪判決でしたが、身柄が釈放されずに東京高裁で逆転有罪判決をうけて、6年余にわたって身柄拘束を受けています。
     その間、ネパールでは子どもたちの進学、財産分与など様々な問題が山積してきています。家族としてゴンビンダ氏の安否の確認はもちろんのこと、上記の問題解決にあたって本人と話し合いたいという切実な思いで来日して、面会を行ないました。ところが、面会に際して外国語でも面会は原則として禁止されています。通訳が認められて面会できても面会時間がさらに実質短縮され、十分な意思疎通ができない状況です。
     来月には、妻のラダ氏が来日し、子どもの進学問題をはじめ山積する家族としての相談を目的に面会を行ないます。
     この際、外国人に対する面会についての不必要な制限を撤廃することを求めます。とりわけ、家族との面会について面会時間、母国語の使用を求めるよう強く要請します。
     あわせて、来日できない年老いた両親や子どもたちの肉声を録音したテープを面会の際に聴取できるようテープ・レコーダーの持込の許可を求めます。
  4. 足利事件・菅家利和氏の特別面会人の許可を求める。
     足利事件の菅家利和氏は、現在千葉刑務所に収監されていますが、諸事情によって家族の面会も行なわれていません。菅家氏は、昨年12月に宇都宮地裁に対して再審請求を申し立てました。つきましては、今後、再審請求人として外部との面会、通信の発受は必要不可欠です。早急に、原審以来菅家氏の裁判を支援してきた者について、特別面会人を許可するように強く要請します。

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