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袴田事件・味噌漬実験の証人尋問で捏造の疑い

袴田事件

袴田事件・味噌漬実験の証人尋問で捏造の疑い

2013/05/24

 袴田事件で5月24日、静岡地裁(村山浩昭裁判長)で「5点の衣類」の味噌漬実験に関し、地元支援組織「袴田巌さんを救援する清水・静岡市民の会」の山崎俊樹事務局長の証人尋問が行われました。

 袴田事件では、事件発生から1年2カ月後に味噌タンクから血痕が付着した「5点の衣類」が見つかり、当初のパジャマからこの「5点の衣類」が犯行着衣と認定されています。弁護団は、第1次再審請求でも「5点の衣類」の発見経過などから捏造の疑いを指摘していました。これに対して、第1次再審請求で東京高裁は決定の中で、「(5点の)衣類が味噌タンクに1年余りも漬かっていたような状態は一朝一夕にはできるとは思われない」と、弁護団の主張を退けました。
 この日の証人尋問で山崎さんは、「5点の衣類」と同種の衣類を味噌漬け、衣類や付着した血痕の変色具合を実験したが、結果は「証拠とされている『5点の衣類』と同じものは短時間でつくり出せる」と、証言しました。第2次再審請求審で裁判所の勧告によって開示された46年前のカラー写真でも白い衣類は白色で、緑色のブリーフは本当に味噌に漬かっていたのかと思うほどに鮮やかな緑色をしています。弁護団は、審問後の記者会見で「犯行着衣に重大な疑問があることを明らかにできた」と、あらためて捜査機関による証拠の捏造の可能性を強調しました。
 これに対して、検察官からは衣類の生地や味噌の成分の違いなどについて反対尋問が行われたようです。
 この日、静岡地裁、静岡地検に対して地元の支援団体と国民救援会、再審・えん罪事件全国連絡会が共同して要請行動を行いました。国民救援会は、全国から集めた署名3,252名分を提出し、累計で3万名を超えました。

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