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足利事件再審無罪判決

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旧DNA型鑑定 証拠能力を否定/「自白」の信用性なし

 栃木・足利事件の再審裁判の判決公判が、3月26日、宇都宮地裁(佐藤正信裁判長)でおこなわれ、「菅家利和さんを犯人としたDNA型鑑定に証拠能力はなく、自白は虚偽で信用できない」と認定。菅家さんに無罪判決を言い渡しました。(救援新聞4/15より)



 1500人を越える市民が注目するなか、菅家利和さんは裁判所に入廷しました。佐藤裁判長は無罪判決を言い渡し、菅家さんはうなずきながら判決に聞き入りました。判決はまず、菅家さんを「犯人」と仕立て上げた旧DNA型鑑定について、新しいDNA型鑑定の結果と照らし合わせて、旧DNA型鑑定は、そもそも科学的に信頼された手法でおこなわれたとは言えないと指摘。再鑑定の結果、犯人のものと見られるDNA型と菅家さんの型が一致しなかったことから、証拠能力がないと判断しました。

 ウソの「自白」については、誤った鑑定結果を告げられたうえのもので、「全く信用できない」とし、菅家さんの無実は「誰の目にも明らか」としました。判決言い渡し後、3人の裁判官が立ち上がり、「申し訳ありませんでした」と深々と頭を下げ、謝罪の言葉を述べました。菅家さんは涙を流し、布川事件の桜井昌司さんと抱き合い、喜びを分かち合いました。

 弁護団はこの判決について、課題は残るとしながらも「誤判究明のための第一歩」と評価しました。報告集会には、300人を超える市民が参加、布川事件や名張毒ぶどう酒事件など、全国からえん罪事件の関係者も駆けつけました。菅家さんから、昨年12月に再審開始決定が確定した布川事件の桜井さん、杉山卓男さんに財田川事件の勝利を機に作られた「無罪」の垂れ幕が渡され、足利事件勝利を布川、名張へとつなげようとの思いを一つにしました。

「今後は冤罪の支援に」  菅家さん

 求めていた真っ白な判決が出てすっきりした気持ちです。本当にうれしく思っています。裁判では、最高裁も、そして宇都宮地裁での再審請求もだめでした。でも私は夢や希望を持っていました。私には日本一の弁護団と日本一の支援者がおります。だからこそ今日という日を迎えることができました。
 国民救援会のみさなさんには大変感謝しています。今後の冤罪犠牲者救援のため、一緒に支援活動をしていきたいと考えています。

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