えん罪事件の真相を広め、裁判支援、在獄者の処遇改善運動をすすめています

鹿児島・大崎事件__有罪判決の死因が違う

鹿児島・大崎事件

「有罪判決の死因が違う」

 鑑定尋問で明らかに_____福岡高裁宮崎支部

義理の弟を殺した犯人とされ、一貫して無実を訴えている大崎事件・原口アヤ子さんの第2次再審請求審で、鑑定人で元東京都監察医務院長の上野正彦氏の尋問が10月3日、福岡高裁宮崎支部でおこなわれ、被害者の死因はタオルでの絞殺という確定判決の誤りが明らかにされました。

大崎宣伝.gif

 当日は、裁判所職員へのビラ配布と検察庁への証拠開示要求の宣伝行動をおこない、午後裁判所前に84人の支援者が集まり、弁護団を激励しました。

 尋問後の会見で上野氏は、30年間の経歴の中で2万件の「犯罪か病死か事故死か分からない事件」に立ち会い、うち5千体の解剖の経験から、「これまで気管が止まったことによるものと、絞殺によるものとの区別がなされてこなかった。体の表面だけにとらわれず内部に残る証拠を合わせなければ真実はわからない。その差を今日は明確に説明した」と述べました。「本件では、タオルで絞殺した際にできる、さく状痕がないし、それに伴なう皮下出血もない。タオルの絞殺の時は頭の静脈の血液はうっ血があるはず。しかしうっ血がない。そのうえ食道などの損傷もない。したがって、タオルでの絞殺はありえない」。死因は「タオルで絞め殺したのではなく、気管が圧迫された脳に酸素が届かなくなったことによる窒息死」と証言。これにより、知的障がいのある3人の「共犯者」の「自白」が虚偽で、確定判決の誤りが浮き彫りになりました。

 次回は11月14日で、心理学者の高木鑑定人の尋問がおこなわれます。(救援新聞10/25号より)

powered by Quick Homepage Maker 4.16
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional